義母との戦い

義母との戦い③

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前回の話はこちら↓

指輪屋さんに到着しました…。


田舎の商店街にあった
そのお店の名前は

カルティエやティファニー等の
オシャレな横文字ではなく


「○○宝石店」


ちょっと時代を感じさせるような
いかにもTHE・田舎にありそうなお店でした。
(↑実際、田舎ですけどね)


義母
「今日来るって伝えてあるから
事前に色々と準備してくれているはずよ」




「えっ!?」


義母
「だって、息子が結婚の挨拶に来るって
言うものだから…
これ位、親として当然の事でしょ??」



義父
「さすが母さんは仕事が早いなぁ!」



義母
「これ位先を見越して

行動出来ないと社長夫人は務まらないからね!

それに、息子と同じ職場の人って聞いたら
間違いないって思うじゃない??

私はね、よつばさんの事を
信頼しているのよ~!」




「…ありがとうございます」


なんなんだこの義母は…


悪気はないんだろうけど
親切の押し売りと言うか
圧がすごいな…と

お店に入る前から
憂鬱になってしまいました。


そしてお店に入店すると

「いらっしゃいませ~!
この度は息子さんのご結婚

おめでとうございます!!」


お店に入った瞬間
結婚おめでとうございますって…


なんかすっごい歓迎モードで
ビックリしてしまいました

・・・・・・・・・・・・・・・・

義母
「いつもお世話になってます
何か良い物はありましたか?」




義父
「一番良いので頼むよ」




そのまま
店内を見る暇もなく
奥の個室に通されました


一番良いのって
どんな指輪が出て来るんだろう



ドキドキしながら待っていると
店員さんがいくつかの指輪を
持って来てくれました



義父
「なかなかいいじゃないか」


 

夫と私そっちのけで
2人盛り上がる義母と義父


当然、田舎の宝石店に
カルティエやティファニーのような
オシャレなデザインの物はなく


持って来られたのは

バブルかよ!!

とツッコみたくなるくらい
今時珍しい立て爪デザインの
 

「ダイヤギラギラな指輪」

でした…。



日頃指輪を付ける習慣が無い私は
いかにもギラギラなデザインが苦手。


どうしようかな…と迷いましたが
一生に一度の指輪だったので



「あの…これも素敵ですが
私、日頃指輪を付ける事がなくって…


あまりダイヤが大きい物だと
傷つけてしまいそうで怖いので

もう少しダイヤが小さくて
シンプルな物を見てもいいですか?」



思い切って義両親に
自分の気持ちを伝えてみました…!

 

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